こんばんは
カリンバの練習を諦めて、この記事を書き始めましたMoeです(笑)
今日の録音は無理そうかな...... また明日!
最近 今働いている居酒屋に加えて、掛け持ちバイトを増やそうと色々求人を見たり、応募したりしています。私は今まで他に短期でちょこちょこバイトをしたことがありますが、今回はその中でも一番悪い意味で思い出に残っているホテルバイトの話をしたいと思います。2年半以上前の話なので、そろそろ気持ち的にも時効でやっと話せるようになりました(笑)
簡単に説明すると私が働いていたホテルは全国でもかなり有名な大規模高級(?)ホテルで、そこにある一つの派遣会社のアルバイトとして宴会や披露宴のウェイトレスをしていました。職柄的にはよく募集がかかる、大学生に人気のアルバイトだと思います。
応募した理由
応募した理由はいくつかありますが、一番大きかったのはある程度きっちりとした席での接客の仕事をしたかったことです。その当時はCAに憧れていたので、このような経験は就活に役立つのではないかと考えていました。(もちろん今も憧れていますが!)
時給や立地が良かったことも理由としてあります。時給は高校生であった当時の私にはかなり高給な1200円でしたし、駅から歩いて10分ほどの地元ではかなり有名な眺めの良い土地にありました。
また、あまり大声では言えませんが私の通っていた高校はアルバイトNGでした。働き始めたのが高校3年生の1月だったので、普通のレストランなどよりもバレる確率が少なそうな環境を選びたかったことも理由です。
採用へ
タウンワークから応募して、すぐに連絡があり、面接を受けました。
実際は面接というか、全員採用のようでほとんど登録のような感じでした。
ホテルの地下にこんな場所があるんだなぁと思いながら、面接に向かったのを覚えています!
面接の時に言われたことが印象に残っています。
「このバイトは続かない人は1日で辞めるし、続く人は何年も働いている」
その時はあまりこの言葉を鵜呑みにはしませんでしたが、後々痛いほどわかります(笑)
研修
実際にお客さんの前で働く前に、1日4時間の研修が10回ほどありました。
この研修はとても楽しかった!!
私と同じ時期に入ってきた同い年の女の子とペアで毎回、同じ一人のトレーナーさんから研修を受けていました。ペアの子は高校こそ違いますが、共通の友人がいたり、明るい性格の子だったので仲良くなりました。今もSNSで繋がっています!(ちなみにその子は私が辞めてから1ヶ月後に辞めました笑)
テーブルマナーやテーブルセットの仕方など、笑う場面もあり和やかな雰囲気で研修は進みました。テーブルマナーなどは実生活にも活かせるスキルなので、教えてもらえて良かったです!(今はほとんど忘れかけですが)
今でも、トレーナーさんから聞いた外国人アルバイトが同じく研修でテーブルセットをする時に本来10分ほどで終わるにも関わらず、40分以上かかってしまいクビになった話や他のペア(話がめっちゃ面白かった高校生男子二人組)と作業したことを覚えています(笑)
問題といえば、廊下ですれ違う社員の人やトレーナーさんに研修前後決まった文言の挨拶をしないといけなかったりと今考えるとマニュアルガチガチだなと思ったりもしますが、何せ隣にはいつもペアの女の子がいたのでそこまで気にしなかったです!
研修の最後数回は実際に現場に出て接客することもありましたが、周りの人も私たちが研修だと分かっているので、とても優しく教えてくださりました。そして4時間という枠組みもあったので、片付けなどを途中で切り上げるときもありました。
ここまでが良かった研修期間でした。
ペアの女の子とは「できるだけ一緒の宴会に入れると良いね!」と言いながら、別れを告げることになります。
実際の現場へ
ここからどんどん精神が崩壊していきます......
基本的に現場に入ると、
宴会準備→接客→片付けの流れになります。
私の中での一番の問題は準備と片付けでした。
何事もそうですが、研修で学んだことと現場でのズレはよく起こります。
出勤すると、忙しそうに皆会場準備をしています。
皆仕事を持っており、私は何をしたら良いのかわからなかったので、当然のごとく
その場を仕切るマネージャーやベテランの人に「私は何をしたら良いですか?」と聞きました。
とあるマネージャーは私を見て(新人か.....)との顔をするだけして、無視します。
とあるベテランさんも私をいないかのように無視します。
私はもう少し若くて優しそうな人に声をかけました。
すると「これ手伝ってくれない?」などと私に仕事を与えてくれて、嬉しかったです。
しかし、周りにいつもそのような人がいるとも限りませんでした。
これは私の経験談ですが、大学生や、マネージャーなど上の立場を除く比較的高齢の男性は腰が低く優しかったです(笑)働いている人の多くはフリーターもしくは(ベテラン?)中年女性の印象でしたが(涙)
とあるベテラン女性は少しセットの手際が悪かった新人に向かって、大声を上げながらフォークを投げてました(笑)私に向けてじゃなくて本当によかったです。
研修生から現場新人になるだけで、こんなに扱われ方が変わるのかと実感しました。
ベテランや慣れている人にとって自分の仕事のペースを新人によって乱されるのが嫌だとか、そう感じることが理解できないことはないです。しかし、かなり新人の心にこの扱われ方は響きました(涙)
号泣しながら働いた日(辞めようと決心した日)
現場に出てから4日目ぐらいだったと思います。
その日もいつものように会場準備から始まりました。
ホワイトボードがあり、そこにテーブルの位置などセットの留意点などが書いてあり、
それをチェックして各自が動くことになります。
しかし、人が余っていたのかどうなのかわかりませんが、手が余っているような状況でした。
私ができることを探したり、他の人に「何かやることありませんか?」と聞きますが、「今は大丈夫」などと言われてばかりで、最終的に何をすれば良いのかわからない私は何度もホワイトボード前に立ち寄ったりと立ち尽くしてしまいました。
するとそれを見かねたマネージャーが私に怒ります。
「あなたさっきからずっとホワイトボードの前にいて、仕事していない。ハッキリ言ってあなたのやっていることは給料泥棒だ!」
私は仕事を探しているにも関わらず、誰からも仕事を与えられなかった挙句、そのような行動を取っていたのに、何故こんなことを言われないといけないのか、何故私が悪者扱いされているのかとすごく腹が立ちました。そして腹が立ったと同時に、目から涙が溢れました。それもかなり長い間(涙)
かなり号泣していたので、周りの人から声を掛けられることはなかったものの心配した表情を浮かべている人もいました。過去にも私と同じような人がいたのでしょうか??
そんなこんなしていると、お客さんが会場に入ってくる時間になりました。
私は涙目で鼻水をすすりながら、ウェルカムドリンクを渡しました。
この時私は「接客失敗」だなとヒシヒシ感じていました。
今のバイトでもそうですが、接客をしていると気が紛れます。
なので涙も徐々に収まりました。
その日の料理はコースでした。直接厨房から円卓にお皿を出すときもありますが、円卓の近くの小さなテーブルで私が料理を取り分けて、料理を円卓まで運ぶ場面もありました。(料理は詳しく覚えていませんが、中華料理だった気がします。)
私は確実にマネージャーに目をつけられていました。
料理を取り分ける時に手際が悪いと何度も隣で言われました。
挙げ句の果てに「こうやって こうする!」などと強い口調で、デモンストレーションされるときもありました。
すると何かがプツンと切れたのか、また涙が込み上げてきました。
ここではお客さんの前で涙することはありませんでしたが、この時に「絶対今日付けでここを辞めてやる」と心に決めました。
なんとか宴会が終わり、片付けを終え、22時に退勤しました。
22時退勤の時は事務所に担当の人がいないので、次の日に電話をかけて辞める旨を伝えました。
辞める連絡をしてから、保証金返金などの手続きがあったので一度ホテルに行かなければならなかったのですが、そのホテルの地下出口から出てくる瞬間はとても清々しかったです(笑)!!
辞めた後の話
そんなこんなで1ヶ月で辞めたホテルバイト。
辞めてからすぐに、友達の紹介で今働いている居酒屋で働き始めました。
するとたまたま、先輩の友達がこのホテルで社員として働いている話を聞きました。
毎日4時出勤?などと、あのホテルはやばい・かなりブラックだとの評判を聞きました。
私は社員ではありませんでしたので、話は少し違いますが本当に辞めて良かったと思います。
なにせベテランがとてつもないパワーを持っているこのアルバイト
面接で言われた、「このバイトは続かない人は1日で辞めるし、続く人は何年も働いている」との言葉を身に染みて感じました。
きっと1日で辞める人は私みたいな人で、続く人は神経がかなり図太くor 忍耐強くベテランからのイジメに耐えた人なのでしょう。
働くって難しい!と感じた高校三年生の冬でした!
辞めたからホテルという存在がしばらく嫌いになりました(笑)
今はもう大丈夫です!
また他のホテルバイトの体験談も聞いてみたいです。
今日も読んでくださりありがとうございました!
Moe🏨